SSブログ

振り返り(54〜57回目) [剣道]

今年の稽古、前半は左ふくらはぎの肉離れのリハビリを念頭に置き、徐々に内容を積めてきましたが、違和感はなかなか拭えませんでした。初夏まで上席に掛かる体力、気力の回復がないまま、福岡へ赴任しました。

福岡ではご縁に恵まれ稽古に参加することができるようになりましたが、新型コロナ感染拡大により稽古場所は9月一杯閉鎖。1人稽古のためにスタンドミラーを購入し、夏場は地味に木刀による素振りと剣道形を続けました。

10月より、週1回ペースの稽古に戻りましたが、少ない機会や刺激のある環境に気分が高揚していたのかもしれません。気がついたら八段の先生を含めた上席の先生方にガンガン掛かっていました。負傷から1年が経過して傷が癒えた時期だったかもしれませんが、もしかしたら「病は気から」だったのかもしれません。

また、この頃から九州各地に訪れる機会にも恵まれました。特に屋久島は「次回はプライベートで」との思いを強くしました。
B5FEBC6B-54C1-4B6B-8D29-0095585969F6.jpeg

12月25日には怪我もなく無事に稽古納めができ、27日に一時帰京

単身生活では家族の存在や食生活などのありがたさが身に染みました。年明けまではしばらく充電です。

皆さまも良いお年をお迎えください。
タグ:稽古 剣道
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

違い(51〜53回目) [剣道]

「先生は、どちらで稽古されていたのですか?」
「夏に転勤で福岡に来るまでは東京で稽古していました。」

「あー」と言う女性剣士の言葉に「どうかしましたか?」と尋ねると「だから雰囲気というか剣風が違うんだ!」と頷かれました。

やはり違うのですね。それは、私も感じます。
なんて言えば良いのでしょうか、感覚的には、佐賀出身だった高校の恩師の剣道に似ていて、懐かしさ以上に恐怖を感じます。

相手が誰であろうと崩れずに面を打ち抜く技量を求めて八段先生にかかりますが、記憶、体験とは正直なもので恐怖と圧を感じ、当然、簡単ではありません。

打たれてもいい、左手をしっかり上げて打ち込めているか、肚を作る稽古を目指します。

毎週、進歩は感じられずに、最近のテンションは低空飛行でしたが、「稽古をお願いしても良いですか?」と声をかけてくれた女性剣士に救われた気持ちとなりました。

タグ:剣道 稽古
nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。