稽古後の雑談(25～37回目)

稽古後には、お相手の剣友と雑談が始まります。
お世辞含みの他愛のない話となりますが、先生からの助言とは違った「気づき」があることが多いです。
ある日は「自分の間できっちり打ってくるよね。」と言われ、ドキッとしました。お相手の間合いの近さが苦手なのです。どんな間合いでも等しく闘う柔軟さが足りないことを感じさせてくれました。
またある日は「2時間の稽古中、ずっと元に立って、自分を追い込んでいるね。」と言われ、これにもドキッ。単に、稽古自粛明けで、体力面も含め先生方にかかる肚ができていないからなのです。改めて、かかる気持ちが充実していないことに気づかされました。
このように、一見褒められているようで、褒められたものではないことが多く、今週の極めつけは、一回り年下の六段の剣友からの「先生(私)の方が自分より打突のスピードが遅いのに、何故か先生に相い面を打たれるんですよね…」でした(苦笑)

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